可哀想なラジオﾅｼｮﾅﾙ EA-415

ヤフオク出品よりﾅｼｮﾅﾙ　ＥＡ-415と判明した。　2013.9.17

２００６．６．２４

２００６．６．２８　更新（箱入れ）　2013.9.17更新（型番判明）

可哀想に酷い壊れ方だ.。全面パネルのみで後側は全部無し。
内部はそれ程損傷も無いので修理して見よう！

構成：１２ＢＥ６（欠品）・１２ＡＢ６
　　　　１２ＡＶ６・３０Ａ５・３５Ｗ４

ﾒｰｶｰ：松下電器

標準的なトランスレス２バンド５球スーパーラジオ


シャーシーの取り出し

バンド切り替えＳＷの軸が曲がっている。

ケミコンの確認・・・ＯＫ

電源を入れたがＢ電圧ＯＶ。
整流管３５Ｗ４のヒーターが赤くならない。
外してみるとクラックが入っている。
ゲッターは正常な色をしているが真空度不足か？
真空管を交換・・・Ｂ電圧１００ｖ近く出た。

出力管３０Ａ５のＧ１の電圧測定、＋７Ｖ位出ている。
早速カップリングコンデを交換・・・ＯＫ

ＰＬもついでに交換　６．３Ｖｰ０．１５Ａ

バリコンが中間より入った方でガリ音と共に
受信不可。
バリコンを外し点検

バリコンを外し点検。
羽が接触している・・・修正しＯＫ

バリコン固定用のゴムが溶けていたので
ゴムブッシングの代用品で交換した。　
ダイヤル糸も交換。
全面パネルを分解し清掃＆塗装し化粧直しをした
完成：全面から見ると立派なラジオになった。
後ろ姿は哀れです。木でケースを作ろう。
ボリュームのガリもなく良くなります。

交換部品

３５Ｗ４・コンデンサ・ＰＬ・ダイヤル掛け糸
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箱に入れました

パネルを固定

全面

パネルに本体を固定

完　　成