昭和1１年8月製　アリア100号
　並四受信機
　１２Ｂ−１２Ａ（２０１Ａ）−２６Ｂ−２７Ａ

※音でない

裏蓋あり

底面　取付けビス２箇所無し

　電源コード割れ有り　要交換
　本体に電源ＳＷなし（ダルマSW取り付け有り）

試験表

ツマミが外れない！
ＧＪＹの助言により暖めたらそっくり外れた。
ツマミのイモネジは錆付いて外れない。

内部　１２Ａの替わりに２０１Ａ（エミ減）

ＳＰもＯＫ

戦前の製造なので戦中、戦後の製品に比べ良い仕事をしてる

アリア１００号の銘板

ソケットに真空管名の刻印有り

２０１Ａのみエミ減　他は正常（エミッションのみ）でした。

修理前の状況
　・段間トランス２台、１台は未使用（断線）ＣＲ結合
　・コンデンサ全部だめ
　・抵抗値は正常
　･ガラス管フューズ大き目のが入っていた。１Ａに交換

ブロッコン外した後

ブロックコンは配線のみ外し新しく電解コン（４．７ｕｆ４００ｖ）を取り付け

・２６Ｂの負荷抵抗が５０ｋΩ　１００ｋΩに交換
・１２Ａのｸﾞﾘｯﾄﾞ抵抗追加

修理完了
　・視聴中　音が歪みっぽい。
　・２０１Ａを正常品の１２Ａに変えると出力も大きく音も良くなる。

裏蓋のﾈｯﾄ補修

裏蓋の反りが大きいので修正

裏蓋のストッパーの加工

前面ﾈｯﾄも張り直し